私たちは、生きている限り選択をしていかなくてはなりません。自分が貧しい、または不幸だと信じている人は自分の想像力を養わない人であり、その人の中に眠っている美しく深遠な多くの資質をみすみす死なせてしまっているのです。


避けて通れない不幸は、あきらめと許しの気持ちと共に受け入れましょう。そしていずれどこかでこれも役に立つこと、と自分に言い聞かせるのです。与えられた時に何をするかを知ることが知恵というもの。避けられないものとの戦いにきっぱり終止符を打つことで、より豊かに生きることができるでしょう。


生きるということは、突き詰めれば、食べて寝て、そして自分なりになんとか時間を潰すことでしかないのです。私たちが真に求めるべきことは、いわば自分自身になることなのです。今こそが、これからの素晴らしい人生を目一杯満喫するために準備する時です。