読書時間は減る一方? | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

私が担当しているジュニアクラス、もう8年になります。生徒たちとも8年近い付き合いになるんですね。もう親戚のように接してくる生徒もいれば、しっかり先生として接してくる生徒もいれば色々です。

 

そんな彼らも、先学期は「君たちはどう生きるか」という本に挑戦しました。

 

宮崎駿さんもこれに関する映画を考案中とのこと、面白くないわけがない!これが大好評!かと思いきや、生徒の素直な反応は「はてしない物語の方が面白かった」「そういえばモモの最後ってどうなったっけ?」などなど。

 

やはり大人が読ませたい本と、子供が読みたい本には距離がありますよね。わたし自身も、この本の面白さを14歳児に理解できたかというと、疑問ですからね。

 

次に彼らが挑戦するのは、モンテクリスト伯です。邦題は巌窟王ですね。これは好評な予感がします!なにせ話自体、もう150年以上読み継がれてきた本ですからね。子供達も気にいるはずです!

 

最近、私自身も読書の量が減ったようが気がします。昔は電車の中だろうが、食事前やトイレの中、どこに行っても読書をしていたのですが、最近は本の代わりにスマホですよ。もちろん、スマホで読書をしている時もあるのですが、他にも楽しいアプリはたくさんありますからね。

 

そう考えると世の中で、どんどん読書時間が減っているんだと思うんですよね。これは必然的な流れなのかもしれませんが、私はとことん抵抗して行きたいと思います。

 

読書の力は侮れませんからね!