夏目漱石にシェイクスピア、読んでいないと話についていけない?:大学説明会 | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

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アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

先日、ポートランド校にて地元日系情報雑誌ライトハウスさんとの大学説明会が行われました。

 

 

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写真は地元の高校を訪問した時のものです。

 

 

 

参加校は以下の通りです。

  • ICU
  • 九州大学
  • 津田塾大学
  • 立命館アジア太平洋大学(APU)
多くの保護者、生徒たちも参加してくれました。
 
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皆さん、真剣に話を聞いていましたね。
 
それはともかく、私は1日中、職員や教授陣と一緒だったのですが、スタバにてリラックスしていると、突如話は、夏目漱石の話やらシェイクスピア、安部公房の話に。
 
「え?先生?読んでいないんですか?」
 
と聞かれて、私は改めて思いました。
 
「そうだ、この人たちは、教授、つまり学問オタクだったんだ。」と。笑
 
 
しばらく大学の世界から離れていましたが、大学時代を思い出すには十分なコーヒータイムでした。来る日も来る日も読書ばかり、読んでは書いて、読んではプレゼン、ディスカッション。そういう中で相当鍛えられたのですが、少し現実離れしてしまうのも学問の世界。大学を卒業して就職した時は、大学で学んだことと現実がやけに離れていてびっくりしたものでした。
 
それにしても、久しぶりに冷や汗をかきましたね。なにせ、あれも読んでいないし、これも読んでいないわけですから。ドストエフスキーやらトルストイ、プラトンやソクラテスなどなど。学生時代に読まされてはいましたが、それはもう10年以上前の話。今となっては重松清(とんび)やら池井戸潤(半沢直樹の原作)ですから。現代小説、新書、ビジネス書しか読んでいないので、少し反省した次第です。
 
この週末は、少し古典文学に触れてみたいと思います。キンドルで夏目漱石とかありますからね。それでは良い週末を!