最近の子供は、読書をしない、と聞きますが、うちの生徒たちを見ていると、そんなことはないなぁ、と思います。本当に多くの子供達が、毎回のようにたくさん本を借りて行きますからね。これはいい流れだと思います。
コミュニケーション能力、考える力、判断する力、信じる力。これらはよりよい人生を歩む上で、必要な力です。では、どうしたらそれを養うことができるのか、それは能動性です。能動的に動ける人は、失敗もたくさんするでしょうが、それ以上に、多くを学び、様々な力をつけることができます。
この能動性を身につける上で弊害となるのが受動です。テレビを見るのも映画を見るのも、youtubeを見るのも。これらはすべて受動的な姿勢でも勝手に入ってきます。ぼーっとしていてもいいんです。それがいいとか悪いではなく、何の苦労もせずにぼーっとしているだけでいいんですね。
この姿勢が身についてしまうと、能動的に人生を歩む力が削がれていってしまう。だからこそ、読書という能動的でないとできない習慣が大事になってきます。読書は、ぼーっとしていると、何も頭に入ってきません。自らが想像し、その世界に没頭しなければいけないのです。それはつまり能動性です。能動性を身につける上で、読書というのは本当に素晴らしい体験なのです。
というわけで、どんどん本を増やしていきたいと思います。そのためにもまずは校舎の本棚の改良からですね。一人でも多くの生徒たちに読書の楽しさを知ってもらえたら嬉しい限りです。
それではみなさん良い週末を。