生徒の100%を引き出す、ということ | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

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アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

当校の教育理念は3つ

 

 

1、生徒の力を100%引き出す、ということ。

 

2、自分も人も大事にする人材に育てる、ということ。

 

3、充実したハッピーな人生を送れる人材育成。

 

 

というわけで、今日は教育理念の1番目について。

 

 

教育の最大の環境は、施設でも教材でもなく、教育者です。

 

その最大の環境である教育者というのは、自ら100%の力を出していかない限り、生徒たちの100%を引き出すことはできません。

 

でも、これが一番難しいことでもあります。

 

なぜなら教育者というのは、すでにある程度の知識がついているため、学力という面では、あまり現時点以上の努力は必要ないからです。

 

そのために惰性でもある程度は教えることが可能です。ただ、それで生徒が先生に魅力を感じるか、何かを感じとってもらえるか、となると違う話になります。

 

教育とは、知識を伝えることではありません。先生自らが、シビレエイのようにシビレない限り、生徒たちもしびれることはないのです。先生自らが、常に知識に飢え、知識を吸収し、体験をして、感動し続けていくことが、生徒たちを感動させることにつながるのです。だからこそ、先生は積極的に人生を謳歌する責任があるのです。

 

私の高校時代の先生も、常に新しい知識を仕入れて、世の中のことにしびれていました。その先生が読んだ本、見た映画、体験した海外のこと、すべてが私をしびれさせ、私もその先生のように博学で、何事にも挑戦する人になりたい、と思わせてくれました。

 

子供達の100%を引き出すには、教師自らが100%で人生を謳歌すること。これこそ現代の教師に求められていることなのではないでしょうか。