というわけで、暑い1日でした。
夏の到来を感じさせる1日でしたね。
子供達も、野球などが始まり、いろいろとスケジュール調整が大変になってくる時期でもありますね。
さて、この日曜日には、巣鴨今年度初のテストがあります。
内部生向けのテストですね。
日本にいる子も受けるテストのため、日本の子たちと比べて偏差値はどうか、苦手な分野は何か、などがわかるテストになっています。
そして、正確な偏差値を出すために、平均点は70点や60点という、簡単ではないテストです。
学校で90点以下を取ったことがない子にとっては衝撃的な点数でしょう。
一人の保護者からこんな相談がありました。
テストの点数が悪いので、子供に自信がなくなるのでは、と思ってしまうのですが、と。
その通りです。点数が悪いと子供は自信をなくします。
だから、いい点数だけ取れるテストを受け続けましょう。
そして、高校も無理なく行けるところに行きましょう。
と私が言うわけがありません!笑
テストの点数って、本当に客観的な数字ですよね。
それをどうとらえるのかは、その人次第なんです。
30点取って、そこからどうするのか。
30点とったって、その後にしっかり見直しをして、単純ミスしていなければ、あと30点取れてたんだ、次はこんなミスをしないぞ!となれば、30点も、次につながります。
逆に90点とったって、満足して、見直しも何もしなければ、それは次につながりません。
どうしても点数だけで一喜一憂してしまいがちですが、大事なことは、テストを受けた後。
しっかり見直しをして、次に繋げられたら、30点だろうが、50点だろうがいいと思うんです。
だってそれがその子の実力ですから。
実力を知ることで、自信をなくす、というのであれば、それは子供ではなく、親自身なんだと思います。
親が自信をなくしたくないから、子供に試験を受けさせない、と。
なんど空振りしたっていいんです。
バッターボックスに立ち続けて、バットを振り続ける。
それを続ける限り、実力はついてきます。
いつか打てる日が必ずきます。
それを信じてあげる、それが親の務めです。
誰も信じなくても、私は信じているよ、それが親が唯一出来ることなんですよね。
うちに来ている多くの帰国生は、最終的には帰国して、受験をすることになります。
そういう時に、テストの点数が低いから、テストは受けません、なんて言えないですからね。
テストって本当に自分の実力を知る上で素晴らしいツールなのだと思います。
是非是非、積極的にテストを有効活用してもらいたいな、と思います。