リーダー職の辛さ:学芸会って大変なんです! | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

とある生徒たちが鬼気迫る形相で訴えてきました。

「先生!学芸会、本当に大変なんです!」


話を聞いていると、年末に日本人学校で学芸会があり、その過程において人をまとめる大変さを色々と実感しているようです。

これは実は色々な学年の子達が訴えてきます(笑)

それも毎年です(笑)

巣鴨の生徒たちはリーダー役をやらされることが多いようです。。。

素晴らしいことですね。



まぁ、人をまとめることほど大変なことはないですよね。

それぞれが色々な思惑で臨んでくるわけですから、一筋縄ではいきません。

とある子は、早く帰りたい。

とある子は、面倒臭い。

とある子は、自分の意見を通したい。

とある子は、先生の評価がほしい。

とまぁ、10人いれば、10通りの考えがあります。


それを一つの目標に向けて、皆を引っ張っていかないといけないのですから、リーダーという役割は本当に大変です。

そんな彼らに伝えられることは


「大変であればあるほど、学ぶことは多いし、成長できるチャンスだよ」ということです。



私自身、小学生の頃から色々なリーダー職をやってきました。

特にアメリカの大学時代のインターナショナルクラブという留学生の団体をまとめ上げるのは本当に大変でした。

ノルウェー人、インド人、中国人、レバノン人、イラン人、トルコ人、フランス人

彼らとの会議ほど、訳のわからない会議はありません(笑)

それぞれがそれぞれの文化を背負って話し合うわけです。

一つのイベントを行うだけでも、どうしてそれをやる必要があるのか、というところから始まりまして

インド人とトルコ人がとにかく喋る喋る。

ノルウェー人が喋らない喋らない。

フランス人は皮肉ばかり言う。

まぁ、国というよりも個人の違いが大きいのだと思いますが、国が違うだけでここまで考え方が違うものか、と辟易していました。



まとめると言っても、結局は一人一人との根気よく対話していくこと。

これに尽きます。


リーダーとは辛い役職ではありますが、多くのことを学べる役職でもあります。


そういう意味で、巣鴨の生徒たちには機会があれば、どんどん役職を引き受けてもらいたいな、と思います。

未来のリーダーたち、頑張れぇ ヾ( ´ー`)