生徒たちがエッセイを持ってくることがあります。
現地校の先生とかに添削を受けてくるのでしょう。
色々と文法を直されてるんですよね。
でも、私思います。
こんなに添削されて文法ミスが減ったって
文章の魅力は上がらないよ!と。
作文とかもそうです。
学校の先生とか、保護者の方とか
色々と添削されるんでしょうね。
文法や漢字のミスは少なくなりますよ。
でも、だからと言って、それが読みたい文章か、というと違います。
本当の添削って細かい文法を直すことじゃないんです。
漢字を直すことでもありません。
どうしたら魅力的な文章になるのか
どうしたら読みたいと思わせるような内容が書けるのか。
そのための添削なんです。
なので、巣鴨では
細かい添削は極力避けます。
そんなことよりも、彼らが内に秘めているものを引き出すようにします。
魅力的な文章、内容っていうのは彼らはすでに持っているんですよね。
あとはそれをうまく引き出してあげるだけなんです。
それらが引き出されれば、彼らは書けるようになります。
細かいミスも自分で気づくようになるでしょう。
書くことは、自分を開拓すること。
開拓できたら、楽しくなります。
楽しくなったら、細かいミスも気づけるようになるんです。
なのに、今の作文指導などは
細かいミスから直します。
そんなんでは、作文嫌いになるのは間違いありません!
今も日本全国で、色々と作文嫌いな子が育成されています。
書く事の楽しさを知らずに大人になってしまう。
本当に残念なことです。