家でダラダラしているとつい口がでる?:オフはオフです! | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

まぁ、家族間なんて理論よりも感情が先に来てしまう訳で

先日も、とあるお母さんが

子供が家でダラダラしていると

どうしても口がでてしまって、という話をされました。

(大丈夫です。どの家でも同じようなことが日夜起きています!)



お母さんも、色々と大変です。

ただ、子供が勉強していたら安心して

勉強していないと不安になる

これは、目に見える結果に右往左往している状態です。


野球選手がオフシーズンにダラダラしていても誰も注意しないですし

オフの野球選手を見ていてあせる人もいないでしょう。

なぜなら、どれだけオフの状態であっても

野球選手はシーズンになったらやる、と信じているからです。



野球ではなく、お母さんたちの立場で考えてみましょう。

お母さんたちも、仕事が終わって、家事が終わって

忙しい時間がやっと過ぎたと思い

オフ状態で、ドラマを見ながら、スマホでもいじり始めた時に

隣から、ご主人や子供が

「お母さん、洗濯終わってないよ」なんて言われたとしましょう。

家事をする気もおきなくなることでしょう。


それよりも、「お疲れ様」「いつもありがとう」とねぎらわれた方が

もっと家事しっかりやろう、と思えるものです。



これは表面的に、こう声をかけましょう、という話ではありません。

「現象だけを見て判断せずに、可能性を見ましょう」ということです。


子供が家でダラダラしていたら

外で頑張っているからなんだな。

やるときはやるから、大丈夫、そういう思いで

子供に接することができたら、子供はそれに応えようとします。

それが人間です。


「現象ではなく、可能性を見てあげる、それだけじゃ。

生命は心に反応する。心が、子供の可能性を見てあげていたら、子供はそれに反応するものじゃ。」


とは先輩の言葉です。

それでは皆さん良い週末を♪