外国語って学ぶ価値はあるの? | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

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アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

今日は良い天気でしたね。

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またもや同じネタ提供発掘所で申し訳ありませんが

こちらのPodcastは本当に興味深い話題を提供し続けてくれます。

www.freakonomics.com

題して

「外国語を学ぶことは本当に価値があるのかどうか?」


これは非常に重要な問いかけです。

何せ私の職業の存在意義に関わってくる問題ですからね(笑)



まず、私自身、外国語ができて価値があったか、と聞かれると

文句なしにありました。

ただ、その価値は言語によって異なります。



ちょっと私自身のことなので考えてみますね。

母国語:日本語(小学校から高校までの12年間の学校教育)
第一外国語:英語(帰国子女の時から大学院まで、15年間の学校教育)
第二外国語:スペイン語(大学時代の4年間の学校教育)


まず、母国語の日本語ですが、多いに価値を実感する日々です。

多くの情報源は日本語ですし、仕事でのやりとりも多くが日本語です。

家庭の中でも、日本語を使用しています。

よく見るドラマもバラエティ、漫画や本も日本語のものがほとんどです。

ちなみに、このシーズン、三浦春馬君主演のドラマなんかは、涙なしでは見れないです。笑



次に第一外国語である英語は

これもアメリカで住む上では大きな価値を生じています。



会計士さんとのやりとり、弁護士さんとのやりとり

多くの税務署関係の書類処理など

英語ができなければ、本当にチンプンカンプンだったことでしょう。

またアメリカの友人や世界中の友人とも使用言語は英語です。



最後に第二外国語のスペイン語ですが

大学で4年間勉強して、スペインにも2ヶ月の短期留学。

(本当に親には感謝しています m(u_u)m 笑)


スペインでは、もちろん日常生活は全てスペイン語という生活もできていましたが

現在は、スペイン語を使う機会もほとんどなく

仕事上でも使わないため

こちらの言語は、学ぶ価値があったか、と聞かれると

日常においてはあまり価値を見いだせていない、というところでしょうか。


では、第二外国語を学ぶ価値がなかったか、となると

全くそうではありません。

色々な意味で、自分を客観視する良い機会でした。

言語習得の難しさを再認識できましたし

また矛盾するようですが

第二言語習得においては、第一言語よりはるかに簡単なことも認識できました。

何よりも、やる気と時間さえあれば言語は身に付く、という自信がつきました。


そういう意味では

英語も日本語も大きく価値を生じていますが

スペイン語習得も、それ以上に私にとっては価値ある体験でした。

(と言っておかないと、親が泣いてしまいますので。。。笑)


というわけで、外国語を学ぶ価値、私にとってはありすぎるほどありました。

その価値を実感しているからこそ、この職業を選んだのかもしれませんね。


それでは皆さん良い週末を♩