うるさいクラスを静める方法③:先生が強くなれるチャンス | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

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アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

更新遅れてしまい申し訳ありません。


おかげさまで、こちらのブログも長い期間やらせてもらっていますが

「うるさいクラス」というキーワードで

こちらのブログにたどり着く人が

最近本当に多くなりました。



多くの先生達が苦労しているのだと思います。

今までに2回ほどうるさいクラスについて書きましたが


うるさいクラスを静める方法①ルールを徹底させるということ

うるさいクラスを静める方法②ルールを守ることが自分を守る

今回はまた違う視点で書きたいと思います。




生徒がうるさい、ということは

厳しい事を言うようですが

先生は、生徒に良いようにやられている、ということです。



例えて言えば

高校球児が楽天のマー君と勝負しているようなものです。

高校球児は打ちたくても打てません。

でも、そこで打てない理由を、マー君のせいにしても始まりません。

どうしたらマー君の球を打てるようになるのか。

打者はそこを考え、打てるようになる、と決めて

練習する必要があるのです。

マー君がうますぎる、と現状を嘆いていては

打者も成長できません。


同じく、うるさい生徒にクラスを邪魔され

現状を嘆き

生徒のせいにしていては先生の成長もありません。



うるさい生徒がいる。

原因は色々あるけれども

一番の原因は、先生が弱い

そう考えた方が、先生にとってプラスです。


そして、うるさいクラスを変えたいのであれば

先生は強くなるしかありません。

その強さとはもちろん腕力ではなく

自分の生徒は必ず幸せにする、という責任感です。


その責任感が強ければ強いほど

生徒達は引っ張られます。


生徒達はよくも悪くも動物です。

弱い者には強がり

強いものにはひれ伏します。

先生は強くないとなめられてしまうのです。



うるさい生徒がいる

それは、先生のバロメーターです。

まだまだ自分は弱いんだな

また強くなるチャンスだ


そう捉えていくと

うるさい生徒にも感謝できるようになります。


そういう心構えで、うるさい生徒たちにも接する

そうすると、生徒たちも違ったリアクションをしてくれることでしょう。



そんな訳で

うるさい生徒は、自分が強くなれるチャンス

そう捉えて、今日も人材育成に励んでもらえたらと思います。


うるさいクラスを静める方法④:幼児編 声色を変えてみる