アメリカでの友人づくり:気を許せる友人の希少性 | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

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アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

今日、生徒と友人の話をしました。


日本からアメリカに来て

英語や文化の違いなどで悩むことも多いかと思いますが

一番悩むのは「友達作り」ではないでしょうか。


小学生のうちは一緒に遊べれば「友達」と呼べるのかもしれませんが

中高生ともなると

思春期ということもあり、友達作りも単純にはいきません。


私は大学時代、アメリカで過ごしましたが

結局気が許せた友人はなかなかできず

やっと一人いたくらいでした。

彼はフランスからの留学生で、ともに勉強に励んだ仲でした。


もちろん彼以外にも一緒に時を過ごす友達はいましたが

お互いが刺激しあい、共に向上し、色々と相談できた仲というのは

彼のみでしたね。

ちなみにそのフランス人の彼とは今もちょくちょく連絡をとりあっています。




それにしてもアメリカでの友人作りの難しさ

これは何なんだろうと思っています。

アメリカという文化に私が合っていなかったのか

言語的な問題だったのか

それともそれが大学という所なのか

日本の高校ではそこまで苦労せずに

気を許せる友達はできましたから

どうしても違いを感じてしまいます。

でも、単に恵まれすぎた高校生活だったのかもしれません。



そんな話を生徒にしました。

アメリカで仲の良い友達ができないから、と言って焦らなくて良いよ、と。

いつか必ず気の許せる友達はできるから、と。


でも多くの友人を作るよりも

一人の親友がいたほうが、充実した人生を送れますよね。


それでは良い週末を♩