ぎりぎりの攻防戦:やる気を引き出す時間術 | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

オレゴンの夏は続きますねぇ。

巣鴨アドバンススクールでは

クラス授業(先生1人に対して7人程度)と

個別授業(先生1人対生徒2人~3人)

両方のスタイルを取り入れています。


個別指導で大事なことの一つに

時間の経過を注意する、ということがあります。

時間は50分授業ですから

50分間で生徒はどれくらい進められるか

教える側は予想します。


その予想をもとに

50分でこれだけ終わらせられるはずだから

「もし、これだけ終わらせたら

早めに休憩してよいよ」、と伝えるわけです。

もちろん、学年によっては、そんなこと関係なく

時間いっぱい使ってもらうこともありますが

小学校の低学年とかになってきますと

集中力を高めるためにも

ここまでできたら休憩、と言いきってしまいましょう。


そうすると、

そこまでいけたら休憩だ、と子どもは張り切るわけです。


もし子どもががんばって早めに終わらせたら

もっと勉強しなさい、という言葉をおさえて

早めに休憩させてあげましょう。

大事なことは、一度約束したことはしっかり守ることです。



その上で、記憶の隅に、この子は、この時間でここまでできたのだから

来月になったらこれよりも少し多めにしよう、と長いスパンで物事を考えることだ大事です。


やる範囲を指定して

約束を守る。

これが低学年の子のやる気を引き出す一つの方法です。