説明会の報告:人の話を聞く子にするために | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

こんにちは。

今日はプレジデントデーと祝日のため

ブログは更新しない予定だったのですが

先日の説明会の報告だけしたいと思います。



巣鴨アドバンススクール、ポートランド校にて

新学期に向けての説明会を行いました。

多くの方に参加していただき

ありがとうございました。


その中で、一つ話題にあがった事に

どうすれば人の言う事を聞く子に育つ事ができるのか

という話をしたので

そこらへんをかい摘んで報告したいと思います。


まず、根本的な原因の一つに

今の社会は、お互いを馬鹿にする社会となっていることがあります。

マスコミは政治家を馬鹿にし

政治家は官僚を

官僚は民衆を

保護者は先生を

先生は保護者を

皆が皆を馬鹿にしあっています。


そんな中で育てられた子供は

何をするのかというと

やはり人を馬鹿にして生きていくのです。

人を馬鹿にしながらでは

人の話を聞く子に育つわけはありません。


つまり、人の話を聞く子にしたいのであれば

まず私たち大人が、人を馬鹿にしないようにすることが大切なのです。

世の中には完璧な人間などいません。

馬鹿にしようと思えば、いくらでも馬鹿にできるでしょう。


私はどれだけ生徒たちが他の大人たちを馬鹿にしようとも

一緒になって馬鹿にすることはありません。

そんなことをしても、子供たちには何の得もないと思うからです。


大人が大人を馬鹿にしない社会。

これこそ、子供が人の話を聞くようになるために必要不可欠なことだと思います。

まずは、ご家庭において

お母さんがお父さんを馬鹿にしないよう

気をつけることが必要です(笑)