日本の中学レベルの英文法を学んでいる生徒たちから
「日本で教えられている英語は変だ」
「そんな言い方しない」
という発言が多く見られます。
さて、本当に使わない表現ばかりなのでしょうか。
私も3年半の帰国子女生活の後
日本の中学校で英語の勉強しましたが
こんな表現聞いたこともない
とよく思ったものでした。
しかし、今、中学生レベルの教材を見直してみますと
確かに多少硬い文章もありますが
どれもが基本的なもので
普通の日常会話でもでてくるようなものばかりなのです。
先日も
とある生徒が
Shall we なんて表現は使ったことない
と言っていましたが
アメリカの友人たちに聞いてみると
「まぁ、多用はしないけれど、普通に使うよ。」
という返事が。
おそらく10代の世界では
Shall weなんて表現は使わないのかもしれません。
生徒たちは
彼らの世界で物事を評価します。
しかし、日本の中学レベルの英語表現は
基礎中の基礎であり
学んでおいて損は全くないのです。
もし、お子さんが日本の英語を勉強中に
こんな表現聞いたことも使ったこともない
と言い出したら
「あなたは全ての英語表現を聞いたといえるくらい勉強してきたの?」
とでも伝えてあげてください(笑)
私も若かりし頃、映画などの
英語の字幕に上から目線で評価を下していました。
「この字幕間違ってる。こういう意味じゃないよ」と。
しかし、英語を学べば学ぶほど
そんな自分を恥ずかしく思えてくるのです。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
英語を学べば学ぶほど
中学校英文法の大切さをかみ締め
また英語に携わるプロの方の技量に
感心するばかりなのです。
2月19日(土)ポートランド校舎にて説明会を行います。
永住の方対象となります。
詳細は
ホームページをご覧ください。
(↑をクリック)