月例テスト:現実を知り前に進む | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

日曜日の朝から

生徒達は月例テストを受けました。

「スーパーボール?何それ?」

という私のフットボールに対する無関心により

スーパーボールの日に予定されたテストでしたが(笑)

多くの生徒が校舎でテストを受けました。

みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事


みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事-テスト

100点とった自信がある人だけ

テスト終わらせて良いよ、と伝えると

皆、時間いっぱいまで集中してがんばっていましたね。


外部生も参加して

緊張感あるテストでした。


こちらのテスト

日本における偏差値や弱点分野なども分かるため

生徒達の指導計画にも有効です。

なぜ文部省は偏差値教育を辞めてしまったのか

いまだに私は理解できないのですが。


偏差値が分かれば

自分の立ち居地が分かります。

立ち居地が分かれば

対策を立てることが可能です。


目的地に行くにしても

現在の位置が分からなければ

経路が分からないように


偏差値が分からずして、今後、何をどうしていくべきか

どこに向かって進めばいいのかなど分かるはずもありません。



日ごろのテストの点数が100点かどうか

というのは、その分野の習熟度しか分からないものです。

ましてや前日の詰め込みで何とかなるテストというのは

その子の暗記能力判定でしかありません。



大半の子ども達が

このテストで現実をつきつけられます。

でも、それで良いのだと思います。

そこから初めて前に進む事ができるのですから。