吸収力の高い生徒たち:ペラペラさの不必要性 | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

私が日々驚かされることの1つに

生徒たちの吸収力があります。

まるでスポンジで水を吸うがごとく

彼らはどんどん学んでいきます。


ただ、私が気をつけていることに

彼らの言語力を

会話言語だけで評価しない、とういことがあります。


ぺらぺら英語をしゃべっているからすごいのではなく

本当に大事なことは

何をどうしゃべっているのか

中身のある会話ができているか

ということです。



日本においても

日本語はぺらぺらでも、あまり中身の無い会話をしている人たちがいます。

典型的なのが、高校生の会話で

「ありえなくない?」

「やばくない?」

「まじ微妙じゃない?」

という

私としては、一体この会話は何なのだろう

と疑問に思ってしまうほど、中身のうすい会話をしている人たちがいます。


そんな会話を聞くたびに

もったいないな

彼らにもスポンジのような吸収力があるのだろうに

もっと彼らの可能性を引き出せる先生に出会ってほしいな、と願います。


そんなわけで、言語力は表面的に見えるペラペラさではなく

中身でもって認識してあげる大人が求められています。