生徒の理解力か先生の指導力か・・・ | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

「駄目か・・・」

こちらの説明を生徒が理解できなかった時の私の発言でした。

それは生徒に向けての言葉ではなく

私自身に向けた言葉でした。



こちらの説明を生徒が理解できない。

それは、生徒の理解力がないのではなく

それ以上に、こちらの説明能力がないからなのです。


テストにしてもそうです。

もしテストの出来が悪いのであれば

それを生徒のせい、として見るのか

または

自分の指導力のせい、として見るのか


どちらが教師としてより力をつけられるかは明白でしょう。


またその逆もまた真であり

生徒からしてみれば

先生のせい、として見るのか

または自分のせい、として見るのか

どちらが自分をより向上させるかは、これもまた明白でしょう。


つまり、理想としては

テストの点数が悪かったり、宿題の出来が悪ければ

先生は、それを見て自分の指導力を向上しようと頑張り

生徒は、自分の今までを省みて一念発起すればいいのです。


相手の責任として見るのではなく

すべては自分の責任として捉えるとき

すべては自己向上のチャンスとして捉えるようになるのです。