初授業:生徒たちの本能 | みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

今日は、2009年の初授業ということで

なぜか、緊張してしまっていたのですが

なんとか無事に一日が終わりました。


やっぱり、家でのんびりしているよりも、教えているほうが自分の性に合っているのかな、なんて思いました。

まだ時差ぼけが残っていて眠たそうな生徒、うれしそうに駆けつけてくれる生徒

冬休みなんてなかったかのようにいつも通りな生徒。

昨年に帰国してしまった生徒もいるために、多少の顔ぶれの違いがあり

多少寂しい思いをしつつも

充実した一日でした。


中には初日から、すごい集中力でもくもくと勉強に励む生徒もおり

そんな彼を見ていて思いました。

皆本来は「成長したい」っていう思いがあるんだよな、と。

もっと成長したい、もっと知りたい、もっと自分の力を試してみたい

それは、意志というよりも、本能に近いものなのではないでしょうか。

それを我々大人が、大人の基準で急がせてしまう。

もっとこうしなさい、もっとああしなくちゃ、周りのこのほうがもっとできているわよ、と。

そんなことを言われれば、子どもたちも勉強が嫌になってしまいます。

お母さんがただって、早く料理つくって、もっとおいしいの作って、~~ちゃんのお母さんの料理の方がうまいよ、もっと頑張って

などといわれて、おいしい料理を作ろうと思えるでしょうか?


今日からまた巣鴨アドバンススクールも新学期に突入となりますが

子どもたちの成長したいという本来持っている本能を

邪魔せずに、彼らの成長をしっかりと見守っていきたいなと思いました。

それでは、2009年も巣鴨アドバンススクールを宜しくお願い致します。