先日、久しぶりに塾の講師をしている後輩に会ったのですが、私が一年目に遭遇したような悩みを持っていたので、アドバイスをしました。私が伝えられることは、私の先輩から常々言われることなのですが・・・
その後輩は、クラスがうるさくて困るということを言っていました。私も同じような悩みを抱えていた時期がありました。だけ怒鳴っても、静かにならないクラス。
そんな私への先輩からのアドバイスは、目を覚まさせてくれました。
クラスを静かにするのを目的とするのではなく、生徒にルールというのを分からせる良い機会なのだ、と。
私は早速、先輩から言われたことを実行しました。
(ブログを移転しましたので、下の記事に、先輩とのやりとりや私がクラスで何を伝えたのかなど、より詳細なことを書いています。)
https://mitonoya.com/2018/08/01/quiet_class_in_3minutes/
授業中に私語を慎むということはルールなのだということを生徒たちに伝えました。ルールを守らない者は、そのルールが正しかろうが正しくなかろうが罰せられる。私語をするということは何も悪いことではない。しかし、私語を授業中にするということが問題なのです。なぜならば、他の授業を聞きたい生徒の邪魔になるから。
つまり、教室をでて私語をするのであれば何も問題はないのだから、以後、私語をしたいものは教室の外にでてするように、と。
これで終了です。
これ以降、クラスで少しでもうるさくなると、私は何も言う必要はなく、生徒同士で
私語は外でしろよ、などと言い合ってくれました。私は正直びっくりしました。こんなことでいいのか・・・と。もっとめくじらたてて、お前らうるさい!とやる必要はないのか、と。
実は、私たち大人が怒鳴る一切必要はありません。こうしたらこうなる、こうすれば、こう周りの人は思う。そう客観視させるだけで良いのです。
これ以来、私は、生徒にどなったことはありません。
宿題を忘れきた生徒がいれば、
忘れるのも自由、やってくるのも自由。ただし、その責任は自分でとってください。
そう伝えるだけで、ほとんどの生徒がそれ以降は宿題をやってくるようになるのです。やってこなくても、生徒自身の責任、とわからせれば宿題の目的は達成です。
私たち教師は、生徒に対して一切怒鳴る必要がない、それが今の私の結論です。
クラスがうるさかったらルールをわからせるチャンス。先生方には、これをきっかけに成長してもらえたら嬉しい限りです!
(ブログを移転しましたので、下の記事に、先輩とのやりとりや私がクラスで何を伝えたのかなど、より詳細なことを書いています。)
https://mitonoya.com/2018/08/01/quiet_class_in_3minutes/
こちらの続編も書きました。
是非したの記事も読んでみてください。
⬇
うるさいクラスを静める方法②:ルールを守ることで自分が守られる