結構、急な坂を
パパとぐいぐい登っていって…
あんなに遠く、ちっちゃく見える…。
帰りはさすがに階段で下ってました。
もう春の訪れ。
つくしがにょきにょき。
季節感や自然をダイレクトに感じることができる
環境が唐津にはたくさんあります。
そんな唐津全体を学びの場にしようと
スタートしたレッジョエミリアアプローチも
はや、2か月が経とうとしております。
まだまだ参加の人数も少ないけれど
来てくださったこどもたち、ママ達が
いつもの”遊び”とは違ったものを残せるように。
そんな中、先輩から教えてもらった本
【世界のなかで自分の役割を見つけること】
小松美羽著
美しすぎる銅板画家で有名な…という印象は
この本を読んだら、
ちょっと改めなくては…と思った。
もちろん美しすぎる。
でもそのキャプションが彼女には不要なほど
考え方が凄いと感じた。
題名である
【世界のなかで自分の役割を見つけること】
これこそ、アトリエ活動で
こどもたち、
親たちとやってることだと思っています。
アトリエにあるさまざまな画材も自然物は
こどもたち1人1人の
”私”の意志や思いを表現するためにあります。
また一緒に作業する仲間である
こどもたちとの関わりで
徐々に自分の存在意義を
見つけていきます。
(自分の得意不得意から自分流の発見。
成功・失敗の経験)
個々が集中しながらも
仲間のいる環境の中で自然と
社会やルールを作っていったり
1つのものを作って
その達成感を
大人もこどもも一緒に体験をする。
そういった経験を積み重ねていくうちに
個性が伸び、自分自身で
「私はこういう仕事がしたい」
「私はこういう勉強がしてみたい」
積極的な生き方、学び方をしていく。
小松美羽さんが絵を描いてる理由は
才能があるからではなく
”自分の使命だから”と
すっぱり書かれていました。
その辺りのお話や
アートを仕事にすることの
普段は聞けないような
リアルな話もしっかり書いてあり、
読み込んでしまいます。
この日もアトリエ参加のママたちに
この本の話をしてました。
早い段階で自分の役割に気づけると
それを友達から地域、
日本そして世界という風に
どんどん大きな視点で
見ていけるようになるはず。
アトリエ活動も自分の意欲をそのままに発散させ
世界でも活躍していけるエネルギーを培えたらと思います。