レッジョのプロジェクトについて
幼児期のこどもたちへの想いを
確認する中で…
最近まで小学校講師だった
アライ先生と決めたこと。
義務教育に入る小学~中学の
9年間は
さまざまな試練が起こる。
いわば、”日本社会の縮図”とも言われる
この期間を自分を信じて、
乗り越えれるように
この活動を進めよう。
私自身も
万が一、辛いことが起こったとしても
幼時期にしっかりと愛情を受け、
承認や自信を与えられる環境の中、
失敗しながらも形にするという
経験を重ねて
小さな達成感を積み重ねた子は
つまずいても
絶対に自分で起きあがり
乗り越える力を培っているので大丈夫だ、
と信じてます。
だから、幼児期の大事な土台づくりは
手間暇をかけたい。
その為のレッジョエミリアアプローチだと
思ってます。
少し休憩…と
息子を抱っこし、
日本画家の玲奈さんの作品ブックを
みせてもらうことに…
衝撃…受けました。
日本画=水墨画など古典的な作品をイメージしていて
一瞬「洋画?」と思うほど、
モチーフや色合いが
現代的で、まさにアート。
そこから玲奈さんとお話が盛り上がって…
玲奈さんは以前、
レッジョの展示会を見られて
衝撃を受けたそう。
そこでレッジョにも興味を持って
ご自身で勉強もされていたそうな。
アトリエのお話をしていると
ご本人としても、思い当たる節が…
”決して学校の美術が好きだった”
とかではなく
自宅で自由に描いているのがおもしろく、
ご両親がそこを伸ばそうと
環境を整えてくださったそう。
”勉強!勉強!と言うよりも
親が画塾を薦めてくれた。
そのおかげで、今こうして展示会なども
開いたり、アートの仕事ができている。”
とおっしゃってました。
玲奈さんは絵を描くときも
こうして模型のような
ご自身の創造の骨格を作られ
それに肉付けをするという感覚で
絵に仕上げてらっしゃいます。
3D→2Dという思考。
こういったアプローチもこどもが
どんな反応を示すか、やってみたいね、と…♥
たっぷり2時間ほど、打ち合わせし
3月に再度、お二人が佐賀に来られて
レッジョの会で何かやろうとなってます。