今日から立冬の中の
金盞花香し(きんせんかこうばし
きんせんかさく)
と呼ばれる候の時期に入りました。




白い花に黄色の冠のような
かわいらしい花水仙が花咲き
上品な香りが漂う頃です。



金盞とは金色の杯を意味し
黄色の水仙の冠を表しているそうです。



この時期にお花や果実が
黄色やオレンジの色をつけると
より際立って見えます。




{B0DC3CA8-059E-4FC1-9DBD-71169637B6D5:01}
{CD1D4713-CD5E-4CC1-9216-D410BEC8064E:01}




伊藤けえらん でも季節の掛け軸を床の間に飾り

お客様をお迎えしております。



ぜひお店に寄られた際は

そこもちらっと見てみてくださいね☆



こちらは我が家の今週のお花☆



{E531F127-7E6E-428B-85AF-EAB9DFB48683:01}
{08D0FD8E-1C5A-470F-AFC4-34FED857DE3B:01}




暖色系が入ると

一気にお部屋の中が暖かなイメージになります。



さて、私は伊藤けえらんにて

唐津の名産を作り出している方と

お打合せしました。




{B66FDD42-D176-4F9B-886B-88183A7205A4:01}








我が家でも
「今日は自然薯のとろろだけん
粘りすごいよ~」
という会話を幼い頃にしていて
母がすり鉢ですごい力で擂っていたなぁ。



唐津の自然薯は
昔、藩主への年貢として収められるほど
特別なものだったそう。



唐津の山々がおいしい自然薯が採れる
赤土の山で、
なおかつ綺麗な温泉が湧く山だったんだそう。



知らなかったのですが
夏目漱石の「我輩は猫である」の中に



「唐津の山のいも」が泥棒に盗まれてしまうというエピソードがあって



美味しくて貴重な食材として登場しているのですが


それが
唐津の自然薯でした。



そんな自然薯を完全無農薬で栽培に成功されているのが
佐々木さん。



私もいろいろと刺激を受けました!



これからの取り組みに向けて楽しみです!



明日は亥の子の日☆



亥の子は、
十二支の亥の月にあたる
旧暦10月の亥の日、亥の刻(午後9時~11時)に
田の神様をお祀りする収穫祭。



また
亥は火災を避けると言われ
亥の子の日に囲炉裏や炬燵などに火を入れたそう。



茶の湯でも、「亥の子」の日に夏向けの風炉をしまい、
炉に切り替える「炉開き」を行います。


今年はまだ暖かい日が続きますが
火の用心を兼ねて

明日は亥の子餅をこしらえて


無病息災・子孫繁栄をお祈りしようと思います☆