先日、議員研修で1部に九州電力のSDGsの取り組みについて、2部にNUMOの原子力発電のリサイクルについて講座が開かれました。

 
九州電力のお話は10社しかなかった電力会社が現在電力自由化によって664社に増えたことで九州電力の売り上げが右肩下がりと困っていることを説明していました。社会貢献についての説明はゴミ拾いであったりお城のお城後の草刈りであったり一般的な社会貢献をしている方報告をして頂きました。「九州の発展は九電の発展」と言う目標をかかげて、電力の販売だけではなく新たな事業として地域の問題を解決する仕事を作りだし1500億円の売り上げ目標としていると報告頂きました。
 
発電の中の「原子力発電は温暖化対策には欠かせない」と企業の方針を説明いただきました。
 
また、原発が危険な事も承知の上で安全対策を実施していると言われていました。
 
しかしながら3.11福島の原発事故後も危ないけれど温暖化対策の為には欠かせない電力と言う認識だそうです。
 

2部のNUMO原子力発電環境整備機構(NUMO ニューモ)

は核のごみを地盤に埋める地層処分についてお話を聞きました。

 

核のごみを地層に埋める⁈

 

説明では太古から地層深くにあったものは酸素が少ないので腐食も少なく安全だと言う話

 

1000年 数万年 

3.9兆円も使っての処理

 

どんな最新技術も使ってもそれだけの時間がかかる電力を発電に利用する意味がわからないと思いました。

電力発電は日進月歩で、新たな開発が進むのにと先ず疑問が湧き起こりました。

日本の政府はやはり理論ではない私たちには見えない見せない力で推し進めてきた原発推進を実感したところでした。
 
また地層処理に適した場所のマップを見た際に「中津市」も安全のようなマップがあり
不安になりました。
ここから私の妄想です。
この研修会はもしかして軽い感じでやるよ~で始まり。まずは皆現実を知ってもらわないと~という主催の方の話から
聞いてみると実際このNUMOの説明会などは年間175件という事は知ってもらうにしても全国で175件だったら知らない人の方が多いことになる。
そうするとこんな地方都市中津で説明会があったという事は
私たちに安心感を持たせて
地層処理の場所として布石を置いたような説明会開催??という事にも思える。
アンモナイトとか石器い時代の釘とか説明で出てきたけれど
そもそも掘っていくのと勝手に埋まっていったものとの空気の接した方ちがうのに説明としてはあまりに納得できない説明例。
 
なんだか説明を聞きながら心の中がもやもやして仕方がなくて
 
最後に思わず手を挙げて布石返しのような意見を述べて周りはシ~ンとしましたが
私はもし中津やこの近郊でこんなことをやろうと思うならば絶対反対を示さないといけないとおもいました。
 
今回の講座現在の九電とNUMOのことはよくわかりましたが
持続可能な電力として原子力発電はやはり問題があると確信しました。
また安い電力ではないこともわかりました。
 
福島原発の廃炉に関しても終わりが見えていないのに54基もある原発をうまく終わらせていくかだけでもすごい技術力が必要なのに発電するたびに原子力のごみを処理することもできず
本当に持続可能かどうかという観点からみても
持続可能ではないと思います。
 
でも政権が変われば原子力発電は再稼働になるし
本当にこのままで日本のエネルギー大丈夫でしょうか。
不安を感じた研修会でしたが自分の立ち位置も再確認できた研修だったので良かったのではないかと思います。