今回は12月2日の授業内容をまとめていく。

 

現代ではスマートフォンなどの普及によって紙媒体が電子書籍へと遷移しつつある。

そのことで大きな打撃を受けているのものの一つが新聞だ。

少し前までメディアとして台頭していた新聞であったが、今では新聞を取らない家庭が増えつつある。

よく「若者の文字離れ」という言葉を耳にするが、実はそうではない。文字から離れるどころか、若者は昔より文字を使うようになった。これはSNSのおかげでだ。

使うといっても手書きではなく何らかの機器で文字を打つことが多くなったので、いざ手書きとなった時に漢字を書けなくなってしまっている人も多いのではないか。(私もその一人だ)

文字離れはせずとも、危惧すべき点は他にあるということだ。

 

 

 

タイムリーな話、この授業を受けた後にニュースである地方チェーン書店が一気に閉店するというのを見た。そしてこれからもスマホが人々の生活の中で重要な役割を担っている以上、書店の閉店というのは続いてしまうのではないかと思う。

 

 

では紙媒体と電子書籍がうまいこと共存していく方法はないのだろうか。

 

 

紙は紙、電子は電子で都合によって需要は変わってくるはずだ。

だからこそ上図の機械はこれから必要になってくるだろう。データがあれば在庫がなくなる心配がないというのが良い。

どうしても紙媒体で手元に欲しい場合に重宝されるだろう。

 

 

 

デザインというものは当たり前ながら、誰に手にとって買ってもらいたいかを考えて作られている。これがターゲティングだ。

どの層に受けるかは表紙を見ればある程度予想することが出来る。

このように雑誌には手にとってもらう工夫がなされている。

 

 

 

電子書籍の普及でこれから広まっていくだろうと考えられるのは、あらゆる紙媒体のデジタル化だ。近い将来、学校などで使うノートがデジタルのものになる可能性もあるだろう。

 

 

 

そして漫画の電子書籍化も進んでいる。

これがより一層紙媒体のデジタル化を推進させていると私は思う。

 

 

スマホに合わせた縦スクロール漫画というのも増えてきた。

スクロールしながらサクサク読めるので私も好きだ。

 

 

電子書籍はわざわざ書店へ足を運ばなくても簡単に買えてしまうし、物質としてかさばらないという面から見ても非常に便利である。

その流れで紙媒体が衰退してしまうのは悲しいことではあるが、時代が変わるにつれ媒体の種類も変わっていくのは自然なことではないだろうか。

それぞれのいい所を残しつつ、アナログとデジタルの共同作業でより良い社会を作っていければいいなと思った。