本日紹介する昭和ゴルフボールですが、ジャンボ尾崎プロで有名なJ’sブランドの
糸巻きボールです。
前回紹介したロイマに続いて、バラタカバーの糸巻きボールですが、ロイマに比べると
ねっとり感が少ない感じです。
飛距離や空気抵抗などを考慮して、392ディンプルの表記も追加されております。
そして、ここで注目すべきは、リキッドセンターという表記
リキッドセンターとは、どういうことか調べてみると、ボールの中心が液体で
できているということです。ボールの製造過程で、液体を凍らせたコアの周りに
ゴムの糸を巻いていき、最後にバラタカバーで覆う製造のようです。
なぜコアが液体がいいのかというと、反発などの影響が大きいみたいです。
ゴルフボールの特性などが書かれているPDFが公開されていたので、備忘録的に
載せておきます。住友ゴムの研究所の方の文献です。これは興味が沸く内容でした。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/gomu1944/69/4/69_4_254/_pdf/-char/en
改めて、リキッドセンターのボールは、古すぎると変形しやすいみたいなんで、
保管用ということにしておこうかと思います。