近年の日本は、少子高齢化などの人口動態の変化、地球温暖化をはじめとする環境への意識の高まり、東日本大震災以降の防災機能の強化の緊急性など、日本を取り巻く社会経済情勢は大きく変化してます。

さらに、今年開かれた「2020 東京オリンピック・パラリンピック競技大会」が開催されました。

そこを目途に、将来の公共交通に大きな変革が起こるような施策の実現を目指していました。

東京都としても、「世界一の都市・東京」の実現を目指して、都市の改造を進めていくとしていました。

その中で、交通政策について、高齢者や外国人など様々な利用者が円滑に移動できる交通体系を構築するため、「利用者視点による交通手段全体を捉える考え方」を重視し、量の充足を超えた「質の向上を図る総合的な交通政策のあり方」について議論を行い、提言としてとりまとめていました。

結果的にコロナの影響で大人数の移動は制限され、交通系の未来像のお披露目はまた今度となりました。

すごく期待していただけに残念です。

限定したエリアでは、選手村内において、村内巡回モビリティである「e-Palette」という自動化レベル4相当の自動走行を行なう電気バスがお披露目されました。

残念ながら期間中に、横断歩道を横断しようとした視覚障がいのある歩選手と接触する事故が発生し、そちらが注目されました。

トヨタ自動車が提供した次世代モビリティ「e-Palette」(自動化レベル4相当の自動走行を行なう小型の電気バス)