昨日の総括質問において、3名の同志議員からの質問に対し、今回初の登壇となる大野副市長からの答弁がありました。

大野氏は総務省の情報政策担当から前橋市副市長に就任しました。

市と市役所のDX推進とその先にある社会への期待・展望をもって、住民本位の行政及び地域社会を実現するという信念が見えてきました。

答弁の中で印象的だったのは、
1⃣社会課題や市民一人ひとりの価値観の多様化も進む中、「住民本位」を実現するには、多様な選択肢を検討し、個別最適化された住民サービスの実現を目指す。
2⃣デジタル技術は、言葉の壁、年齢の壁、能力の壁、距離の壁など様々な障壁を乗り越える手段として活用できる。
3⃣先ずは市役所が変わろう。
4⃣住民視点の追求と誰も取り残さないという価値基準に則って、その上で、制度や組織はどうあるべきか、どう住民サービスの実現・向上に貢献できるかという観点で、デジタル技術とデータをいかに活用するかという観点が必要だ。
だから、人の集いや結びあいの関係性の価値、自然の中の不便さを楽しむ価値を活かせる。

期待もあり、スッと心の中に落ちてきた言葉が印象的でした。

デジタルデバイスという言葉もあるくらい、抵抗感のある人・世代もあると思います。

ひょっとしたら解消策、前橋からでてくるかなという期待感を持ちました。