稜線に春の息吹のひろがりぬ 広


稜線から夜明けがゆるやかに広がり、木々のあちこちで小鳥がさえずり、梅の花や水仙の姿が見え出す。


三寒四温といっても、真冬並みの冷え込みがつづいただけに、春の陽気はありがたく、山並みの夜明けを目にしつつ、なんとなく気持ちが軽くなる。