宍道湖の河口に五六蜆舟 広


妻と松江、出雲を旅行した折の景を思い出しながら詠んでみた。

長い竿の先の鋤簾で川底を掻きながら蜆を取っておられた。


夜の明けたばかりの川面に、蜆舟が浮かび、鋤簾を扱う漁師さんの姿が眼裏をかすめる。