ぬつそりと水辺のそばの猫柳 広


里山の風景を模した公園の一角に水車小屋があり、その水辺のそばで猫柳が咲いていた。

銀鼠色というのかシルバーグレーの花穂にほんわかとおおわれ、春の暖かさを伝える。


昨夜、久しぶりに熟睡した。夜中に二、三度目を覚まし、トイレに行くのだが、それが昨夜は一度であり、目覚めが良かった。気温が高かったせいかもしれない。


これから三寒四温の日々となり、春の陽気になれば動きやすくなる。

断熱材がろくに入っていない築古の家に住んでいて、暖房が嫌いなものだから、日中は厚着してしのぐものの、夜分は布団をかぶっても小刻みに目覚める。


寒さばかりでなく、加齢によるものなのかもしれないが、ともかく冬から抜け出せることはありがたい。