雨戸打つ風雨過ぎゆく春の朝 広

 

昨夜、にわかに雨戸を打つ、台風並の風雨に首をすくめた。

二階の小窓から雨が入っていないかと、階段を上がって確めた。

 

午後から空模様が怪しくなっていたものの、まさか台風並みの風雨が来るとは思わなかった。スマホアプリの雨雲レーダーでは、サッと雨雲が通り過ぎることになっていたが、レーダーと違い、雨戸を揺らしつづけた。

 

気象衛星を複数上げているので、雨雲レーダーの精度は高まっているのだろうが、ゲリラ豪雨は捉えにくいのか、レーダーと実際とが違っていた。

朝、ウォーキングすると、公園の遊歩道に木の葉が散っていた。散り方も自然のなせるもので、人為的ないやらしさがない。