冬日散る鳥の声降る渓の道 広

 

落葉樹の木立で渓の道に冬日が散り、鳥の声が静寂を際立たせていた。

物音のしない静けさと、物音のする静けさがあり、どちらかというと物音のする静けさのほうが薄気味が悪い。

 

夜のし~んと静まり返った道で、どこからか人の声が聞こえてくると、ウッと息を呑む思いがするようなもので、静けさよりも、ものの気配に緊張が走る。

 

今日は、妻とロピアに行った。新鮮な物が安く、うれしくなってついつい買いすぎてしまう。

大阪市のプレミアム金券(購入金額より3割のプレミアム)を使って精算する。

帰り道、妻が疲れたようだったので、関西スーパーに寄って椅子に座り、その店で買ったペットボトルのお茶を二人で分けて飲む。

月曜日であったので、関西スーパーは全商品一割引のセールをしていた。

 

マンションにもどり、ロピアで買ったあんまんを蒸し器で蒸して食べた。美味しかったけれど、ぼくの口には中村屋のあんまんのほうが合う。中村屋のあんまんの、あんの舌ざわりや風味はなんとも言えないものがある。