10月13日、阪急・水無瀬駅からママチャリで京都府木津川市を走っていると茶工場を見る。
香ばしいお茶の香りがする
木津川市上狛には茶問屋が集まっている。宇治茶をはじめ、京都南部で収穫された茶葉が集まるのだ。
上狛が陸路だけでなく、木津川という水上航路の要所だった。
江戸時代末期、神戸港が外国に開放された際、京都府南部で収穫された茶葉を輸出用として神戸に輸送するため木津川という水上交通が使われた。立地の良さから上狛に茶問屋が集まった経緯がある。
江戸末期から明治にできた茶問屋街。今のその雰囲気が残っている。
当時の賑わいを感じる。そのためか当時は
東神戸
とも呼ばれていたという。
そして記念碑もあった。
大小の茶問屋が集まっている地。
大手なら福寿園の工場がある。
和束町などの茶畑を見るのも良いし、茶問屋の雰囲気を味わうのも良いなぁと思った。