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さて
イギリスは資格社会
様々な資格取得のコースが
あります
私のいる美容業界も
その一つです
お客様の体に直接触れる
お仕事なので
国家資格がアメリカのように
必須だと聞いており
私も国家資格を取りました
イギリスではNVQ
National Vocational Qualification
と言われ
就職や開業には必須の資格です
イギリスでは美容業界は
お客様の体に触れるので
様々なリスクがあるため
基本、仕事に保険をかけます
資格がないと保険がかけられないので
やはり資格が必要です
日本人の方で
資格を持ってなくて
仕事をされている方も
水面下ではいらっしゃるのでは？と
思います
保険もそうですが
資格を取得しているということは
国の法令を理解して
認定された者
という証拠でもあるからです
日本では美容エステや
マッサージやネイルなど
美容業界には国家資格はありませんが
それはなぜ？
厚生省さんは
なぜ国家資格にしないの？
その思惑は？
と不思議に思っています
国家資格にすれば
闇営業も減るし
クレームも減ってくるのでは？と
思うのですが
日本では
美容師のみ
国家資格
整体師、鍼灸師も
国家資格だけど
エステ、脱毛、アートメイク
ネイル、マッサージは資格なしで営業可能です
まつエクは数年前から
美容師資格がないと
できなくなりましたが
なくてもやっている人は
沢山いますよね
日本のことはさておき
私のブログ読者様は
海外に興味がある方が
多いと思うので
私が住んでいるイギリスのことが
メインになりますが
ベトナム人や中国人のサロンでは
人にNVQを借りたり
または替え玉受験させたりして
保持しているところがあります
アメリカのNYでネイルサロンへ行った時も
人の国家資格を借りているのが
一目瞭然にわかりましたので
そういう国の人のサロンは
衛生もなってないし
技術もろくでもないなと
いつもプロ目線で思います。
（たまにお客として他のサロンに
行くことは色々勉強になります）
国家資格以外の例外が
イギリスでにもあります
安価な
1DAYコースやオンラインコースで
Certificateを出してくれる会社があります
このcertificateと提携している
保険会社で保険に入ることも可能です
長年美容業界に携わり
私が思うには
そもそも、1DAYで
技術や理論は身につかない
ということです
どの求人欄にも
NVQを保持している人を
求めているので
１日講習を受け
持っているcertificateは
まったく効力を発揮しません
また、国家資格なしで
雇うオーナーにも
気を付けた方がいいと思います
実際、まつエクの１day
certificate付のコースに
行きましたが
来ている生徒さんは
私以外は素人さんで
自宅サロンをやろう
としている人達でした
正直、衛生面などの教育を
きちんと受けていないので
１日講習でどこまで
リスクアセスメントを学べていたのか
疑問であります
また、イギリスで働く上で
必要な法律法令を
学べませんので
やはり、そこを網羅している
NVQは強いと思います
アメブロさんで英国に住む日本人向けに
マッサージを教えるとか提供するとか
そういう広告を見つけますが
英国では教える資格がないと
公的に教えることは
基本できません
その公的に教えない場合
やはり公的にビジネスは
できないと思われます（保険などの関係から）
信用ビジネスなら可能だと
思いますが
本当にビジネスとして
お金を稼ぎたいなら
やはり国の基準に乗っ取られたほうが
いいのではないかと思います
教えるにあたっても
保険をかけるので
教師というビジネスをやるにも
保険代がかかります
また、マッサージやネイルなど
自宅サロンをされている人も
何かクレームが起きた時
NVQや保険がないと
訴訟が起きて失うものが多いです
人の体に触る職業ですから
相当の責任を背負っている
お客様からお金を頂くわけですから
お客様の健康状態と相談しながらの
施術になりますから
病気や身体に関しての知識やリスクを
知っていなければ
当然、施術はできませんし
人に教えることも難しいのでは
ないかなと思います
（厳しいようですが）
ということで
日本とは違うこの環境の中
私が渡英して
まず考えたのが
昨日もブログに書きましたが
functional skills を終了させることでした
そして
この資格終了後2018 年に
Complimentary Therapy Level 2の資格を
取得しました
ちなみに英国の国家資格では
解剖学と生理学は、マッサージ
まつエク、ネイル、脱毛、エステでも
必須科目となっております