以前から舞台で活躍する向井理さんを拝見したく思ってました。



「むかいおさむ」「たかいおさむ」一文字違いですね。

(だから何やねん、、)



森ノ宮ピロティホール初めて行きました。

お席は5列目下手サイド



スーザン・ヒルの小説が原作のホラー作品

歴史ある世界的に有名な作品なんですね。



舞台セット転換がほぼないシンプルな舞台上で

向井理さん勝村政信さん二人だけで繰り広げられる回想劇



冒頭、客席から登場の向井理さん演じる若き俳優

初めて生で拝見したムカイリさんに感激爆笑



顔ちっさ…w



舞台となる世界やシーンは

二人から語られるセリフやリアクションのみで表現され

演技や表現力が求められる難易度の高い作品



向井理さんの語りがとても聴きやすく

リアルにその情景が目の前に存在しているかのような臨場感あり、こちらも想像力を掻き立てられます。



勝村政信さん演じる弁護士キップス&回想劇の登場人物たち

最初は演技に不慣れでオドオドしているキップス



徐々に登場人物になりきり

現実と回想、本人と他人のメリハリがはっきり伝わりそのギャップぶりが素晴らしい



現実と過去シーン

向井理さんの指の合図で切り替わるのが分かりやすい



サブタイトルの“黒い服の女”

リアルに登場し恐怖心を煽られましたネガティブ



その謎が解き明かされていく展開

シンプルな演出だけに効果音がより際立ち、シーン解説の役割りも果たしてました。



女性の叫び声の爆音は、いささかやり過ぎ感ありましたが、、^^;



二幕で犬が登場(目には見えない)

二人の演技とリアクションで観客はいとも簡単にそこに犬を存在させることができましたしっぽフリフリ



人間の想像力って不思議ですね。。



全ての再現を終えキップスを長年の悪夢から解放できるのかと思いきやラストの衝撃真顔



最後はちょっとモヤモヤしますね、、



カーテンコールは本編の延長のようで儀式的

黒い服の女がさりげなく登場し客席から笑い



独特の世界観に引き込まれるあっという間の時間

背筋凍る体験は夏にピッタリオバケ



とても面白かったです。