レベルの高いキャスト陣での関西の公演に感謝です
北澤ヘロデが1日だけの予定だったのが続投になったのが
思わぬ喜びでした
何と9年ぶり
美しく妖艶で三蔵法師みたいなビジュアルは健在
ゴールドのアイシャドウよくお似合いです
歌声やセリフ回し、リアクションの色っぽさや嫌味っぽさがたまらない
後半のヒステリックが以前より激しくなった気がしました。
ヘロデの登場シーン、もっとあったらいいのに
他シーンでは拍手起こらない時でもヘロデのシーンだけ起こるのがお決まりですが
そんなお義理の拍手ではなく心からの拍手送りました
北澤さんぐらいの体型が一番ヘロデに合ってるように思います。
余談ですが今回、最初のシーンの群衆にヘロデ役者いないですよね？
北澤ヘロデがあまりに嬉しかったので
いきなりその話題からになりました(笑)
高井カヤパさま
エルサレムの衣装は恰幅良くみえて貫禄ありますね。
年齢重ねられても類まれな美声は保たれたまま
何度聴いても魅了される歌声
リアクションも威厳感じます。
20年以上前、オペラ座で初めてお目にかかった京都劇場でお姿堪能できるのは感慨深いです。
真田さんてスタイル抜群ですね。
長身、スリム、手足が長くお顔が小さくてモデルみたい
守山マリア
前にお声がオバサンぽいなんて失礼な発言しましたが(汗)
2回目以降は全くそんな風に感じませんでした。
メイクが良く映えて魅惑的なビジュアルで
母性を感じるマリアです。
「私はイエスがわからない」の2回目の「こんな事ってあるの〜」が叫びのようで胸に響きます。
神永ジーザスに「私のこの人」って言われるのが羨ましい、、
神永ジーザスと佐久間ユダの熱演
今回も堪能しました。
神永ジーザスの独特のお声や滑舌の良さが神格を感じさせ
四季の手法の母音法がジーザス役では良い効果になってますね。
磔で寄り目になるのが断末魔の気迫感じます。
息絶えた後、星空バックに体の部分だけライトアップされる陰影バランスが完璧な芸術美
佐久間ユダには毎回メロメロ
最初のシーンのがなり声で叫びのような歌い方がとても好きです。
「裏切/賞金」の冒頭
ロック調のベース(？)
の音色の中、一人荒野に立ち尽くす姿がカッコいい
演技も素晴らしく
ジーザスを愛したゆえの苦悩が痛いほど伝わってきます。
自殺シーンの奈落に落ちながら「助けて」のセリフが
妙に人間味あって痛々しい
スーパースターは悶絶級の見せ場
カーテンコールでソウルガールや他キャストを呼び込むリアクションがカッコええ〜
神永さんと同世代(実際は知りませんが)で対等な目線でぶつかり合ってるのが良い効果生んでるように感じます。
観れば観るほど奥深くALW作品は別格ですね。
ソワレ観劇後
京都タワーにて宇治抹茶ビア
抹茶とビールの泡が程よく調和して独特の味わいありました。
