久々に「午前十時の映画祭」を鑑賞
朝の映画館、清々しくて気持ちいいですニコニコ

人生No.1の大好きな映画です。

ブラッド・ピットの出世作ともいうべき
実話を基にしたロバート・レッドフォード監督の作品


原作のノーマン・マクリーン著「マクリーンの川」も読みました本


美しいブラックフット川の映像からの始まり
年老いたノーマンが家族の物語を回想する形式でのストーリー展開


モンタナの大自然の映像やフライフィッシングのシーンの高度なカメラワークや描写の美しさは詩的で芸術の域です。


若かりし頃のブラッド・ピットの美青年ぶり
ロバート・レッドフォードの若い頃にそっくり


兄ノーマン(クレイグ・シェイファー)は青年時代から弟ポール(ブラピ)の破天荒ぶりに
危険さを予兆していたように思えました。


古き良き時代のアメリカを彷彿させるシーンが多く
独特の世界観が心地よいです。


ノーマンの恋人ジェシーが時代背景にピッタリのビジュアルでハマリ役
ジェシー家族の異様な雰囲気がコミカル感あります。


兄弟の父親の牧師が厳格な中にも深い愛情を感じさせ好きな登場人物です。
ラストの「あの子は美しかった」の言葉が心に沁みます。


映像と共に音楽も芸術性が高く素晴らしい♬
サントラ何度も聴きましたCD


クライマックスでの父子3人での釣り
ポールが大物を釣り上げ誇らしげな笑顔


ノーマンがその時感じた
「完成された美、それは永遠の命を持たない」
の下りが一番好きなシーンです。


この世を超越した次元にまで到達したポールは
その美しさを静止させたまま世を去ったんですね。


ラストに再び登場する年老いたノーマン
「私は川のとりこだ」


観終わった後
いつも静かに涙がこぼれます。


人生でこれ以上の映画に出会うことはないと思ってます。
4Kの高画質で鑑賞でき大満足です照れ