先週末のフィギュアスケートの GP ファイナル女子は、ロシアの3新星がそれぞれの持ち味を活かした非常に見応えのある大会になりました。ここでは4回転の是非は一先ずおいて話を進めたいと思います。

 

 

ネットでは優勝したコストルナヤの異名が「美」、2位のシェルバコワは「姫」、3位のトルソワは「先輩」と呼ばれているようです。

 

コストルナヤは4回転を入れていないものの圧倒的な表現力と安定した 3A を入れて世界歴代最高点で初制覇。4F を失敗するものの高い技術力と表現力でフリートップのシェルバコワ。4種類5本の4回転を全て決めることはできなかったもの異次元の技術力を持つトルソワ。

 

 

現代のピアニストに当て嵌めるのは非常に難しいものの、トルソワに相当するのはユジャ・ワンで誰も異論はないでしょう。自分の魅力を知っている人は強いですね。

 

あなたは技術力で勝負しますか? それともバランス良く音楽を磨いていきますか? 美しい音にこだわる? それとも他の魅力で?