「バッハを弾くための頭の使い方」が分かったら面白いと思いませんか?

 

 

これ迄「ピアノでバッハを弾くために何を考えたら良いか」をテーマに三回ワークショップを開催してきました。「チェンバロから考えるバッハ・ピアノ奏法の可能性」シリーズの「楽器編」「指遣い編」「装飾編」です。

 

これらのワークショップを受けて頂ければ、ご自身で「ピアノでどのようにバッハを弾けば良いか」決めることができると自負していたくらいで、次回は「ピアノで弾くバッハの音」をテーマにワークショップを開こうと考えていました。

 

 

しかし、ことはそう単純ではないようです。これまでワークショップを手伝って下さった「心と体をラクにするピアノ奏法」の荒井ちひろ先生と話していたら、まだまだバッハで悩んでいる方が大勢いらっしゃるとのこと。これまでのワークショップは何だったのかと愕然としました。

 

と同時に、もっと深いところにある原因を解決する方が先決だと思うに至りました。つまり「何故バッハが嫌いになったのか」「何故バッハが苦手になったのか」を解明しない限り、幾ら指遣いや装飾などを考えたところで所詮それらは上辺に過ぎません。

 

この問題を取り上げるということは、レッスンの在り方、強いては教育の在り方まで話が及んでしいそうですが、古楽とモダン(チェンバロとピアノ)を行き来するものとしてバッハを通して皆様と共に考えていきたいと思った次第です。

 

 

そこで

 

7月26日(金)10:00  〜 12:00 

 

渋谷ホールスタジオに於いて

 

バッハ脳を作る!を開催します!

 

 

 

「バッハのインヴェンションを初めて弾いた時のことを覚えていますか?」

 

 

わたしの場合、脳の中をかきむしられるような、痛痒いというか、不思議な感覚だったことを今でも鮮明に覚えています。

 

バッハの音楽(対位法)は、モーツァルトやショパンの曲で多くみられるような伴奏の上にメロディーがのっているわけではなく、それぞれの声部が独立している横の線と和声という縦の線で絡み合っています。

 

これは何を意味しているかというと、バッハを弾く際には「バッハを弾く頭」が求められるということです。つまり「バッハを弾くために専用の回路を脳の中に作る」必要があるというこです。

 

 

そこで、講座に於いて「バッハを弾くための頭」を作るには何をしたら良いのか

 

・ ピアノを使う練習、使わない練習

・ 他の楽器を使っての練習

・ バッハの曲ではなく他の作曲家の曲を使って専用回路

 を作っていく練習

 

これらの方法を提示していきます。

 

 

講座で取り上げるような練習を取り入れて貰えれば、バッハのみならず「ピアノで歌うということはどういうことなのか」も自ずと体得して頂けると信じています。

 

 

バッハに対する恐怖心を取り除き、新しい扉を開けてみませんか?

 

 

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