Apple Music で調べ物をしていたら『蜜蜂と遠雷』ピアノ全集 [完全盤] (8CD) がでていることを知った。ピアノを弾く方は読まれた方も多いであろう恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」内で取り上げられた曲が CD になっている。



演奏者を見ると「シャンドール ピアノ教本」(春秋社)を書いたジョルジ・シャンドール György Sándor の名前もある。

このアルバムをダウンロードした際、Janne Mertanen の “Sibelius Piano Works” が勝手にリストに入っていてビックリしたが、どうやらシベリウス Sibelius の「5つのロマンティックな小品」だけはアルバム内で聴けないようだ。

本を読み返す元気はないが、未だ読まれてない方はこのアルバムを流しながら読むのも良いと思う。週末に如何でしょうか。


レコード会社による内容紹介
第156回直木賞と2017年本屋大賞のダブル受賞という史上初の快挙を達成し大きな話題となっている小説『蜜蜂と遠雷』(恩田陸・著/幻冬舎・刊)。3年毎に開催されるピアノコンクールを舞台に、国籍も来歴もそれぞれ異なる4人の出場者を軸に、人間の才能と運命、そして音楽を見事に描き切った青春群像小説。主人公4人のコンクール演奏曲(全51曲129トラック・収録時間約9時間40分)をそれぞれの登場人物ごと2CDにもれなく収めたCD8枚組のコンピレーション企画です。演奏は、グールド、ホロヴィッツ、ルービンシュタイン、ラン・ランなど世界的アーティストによる名演奏の数々に加え、協奏曲では世界最高峰のサイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルが参加。各曲の曲目解説も収めたブックレット(全44P)には、恩田陸書き下ろし短編小説「祝祭と掃苔 入賞者ツアー」を所収。ジャケット・デザインは、小説『蜜蜂と遠雷』と同じく装画・杉山巧/装丁・鈴木成一デザイン室によるもので、作品世界を忠実に継承するものとなっています。まるでコンクールを見守る聴衆のような感覚を味わえる、全ての恩田ファン・音楽ファンにおくる、とっておきのピアノ全集・完全版の登場です。


このアルバムの他に「音楽集」「その音楽と世界」もあるようだが、どのように違うのか調べる気力がなかった。