手術翌日から歩いてくださいね

と言われていたし、

私が1番恐れていたのは、

いつ、大きい方をしたくなってしまうか

それのみ。


看護師さんに事前に聞いたら

簡易便器を差し込んで、ベッドの上でするか

少し動ければ、おむつ履いてするか


どっちもイヤーーー!!


朝になって、酸素マスクが外されて

いつ歩くのか待ちわびていた

そして、大の兆候がないように祈ってた


ベッドを見ると、足元まで柵がされてる!!

完全に閉じ込められとる!!!


午前中、看護師さん2人がかりで、術後に着ていた、ロンパースみたいな服を脱がされて、パジャマに着替えることになったけど、最初は浴衣タイブがいいだろうと浴衣になった。

ものすごく手際よく着替えさせられた。

おしりを上げるのが一苦労だったけど、それもいつの間にか履かされていたT字帯を引っ張られて、軽々と。。


お昼になって、ふつうにごはんがでた。

点滴が刺さっている右手は、つかいにくく

左手はクリームパンなのでもってのほか


お箸は諦めて、

スプーンであんかけオムレツ?と、ごはんと、ナスの漬物、ダイコンサラダ

なんとか食べられる量だけ食べた。

そして、うれしかったのは、おみかん!

苦労して剥いて食べたおみかんの、あまくて美味しかったこと!!!

(ちょっとむせたのは御愛嬌)


そして、お薬。

たっぷりの錠剤はいいの。

でも、粉薬は飲めませんと看護師さんに伝えたら、これは粉薬以外ないので、がんばって!

と励まされ。。。手が不自由で開けられないので、看護師さんに粉薬を口に入れられて、泣く泣く水で流し込んだ。


食べたら刺激されて、、、とかこわいから、

歩く練習はよ!!!と思っていたら、

ようやくその時がきた。


まず、脚をベッドサイドに両足降ろすだけでも一苦労。なんで、こんなに、大変なのか。。

そして、沢山の管を気にしないといけない。

冷や汗が出てきた。そして、なぜか吐き気も。


少し休憩して、その場で足踏み

それだけでまた吐き気と大量の冷や汗


でも、私は自力でトイレに行きたい!!


それだけを考えて、点滴棒に捕まって立ち上がろうとしたけど、全然力が、はいらない。

そして、ものすごい冷や汗。

まるで自分の身体でないような感覚。


看護師さんは、クールに、

今日は無理そうですね。吐くときは、これ使ってください。とビンクの容器を渡して去っていった。。。


簡易便器はイヤーーー


弾圧ソックスを履いたままの脚をぐるぐるしたり、動かして、なんとか動けるようにするためにとやってみた。脚を曲げるのは痛かったし、思うようには動かなかった。


そうこうしてるうちに夕ご飯。

スプーンでは太刀打ちできない、名前もわからないお魚の切り身。

それから、クタクタのおひたし。

お麩のお味噌汁は美味しかった。

夜はデザートなしか。、。