ようやく手術室へ入ったら

せっかく苦労して着たパジャマの上を脱いて

ベッドに仰向けになるように言われる。


なんか手術室って無菌とか、

汚れちゃだめな印象だったけど、

ずっと履いてる靴で来てるし、

みたら、主治医はフリースとか着だしてるし。


全然イメージと違う


ベッドは、担架みたいな狭さ

仰向けになったら、両腕をすぐに固定されて、

十字架ハリツケのような。。。

右は、自動的に血圧が測られる機械がついて、

左は、動かないように固定される。


3人がかりで、両腕をお世話してもらってるので、まるで女王さまだねぇと言って笑ってた。


右で、点滴を入れるところを2箇所とったけど、一つはどうしても取れなくて、手を温めてくれて、ごめんね、痛いところしかないやと、手の甲から取られた。


手は固定されたまま、身体は少しおこされた。


マスクを外されて、酸素マスクと交換。

上を見上げると、宇宙船なのかなと思うような沢山の無影燈が、食虫花のように広がっている。


非現実的な事象を少しでも覚えてたかった。

全くこわくはなかった。


サブの担当医が優しく声かけてくれて、主治医は寒そうにフリースに手を入れて(その手消毒しないで平気なの?!)フラフラしてて、形成外科医もフラフラしてて、みんなに、がんばってくださいね!よろしくお願いします!!と声掛けた。


モニターには、大っきく私のMRI画像が。

フリース着た主治医がモニター見ながら操作してた。


少し眠くなるお薬を点滴からいれますねー。と声をかけられて、ああ、これから数を数えたりするのかな と期待した。