東京新聞の一面は「共同親権」を導入。
改正民権が参議院を通過を伝える。
見出しは変わる養育、拭えぬ不安。
日本はこれまで離婚後は
父親、母親の一方のみが単独で親権を持つとしてきた。
どうしてこの時期に
共同親権なのか背景を含めてよくわからない。
離婚する夫婦は大体、母親が親権を持つ。
父親は扶養の義務を負うというのが普通だ。
離婚の理由は家庭でのDVや
父親の不倫や浮気というのが多い。
母親側からすると浮気した父親を
けがわらしい存在とみるので、
二度と顔を見るのも嫌だろう。
どうも、共同親権が当たり前の
米国などとの影響が大きいようだ。
40年程前に米国・ケンタッキーに留学した際
小学生の娘たちをお泊り会に連れて行った際、
現在の夫、前の父親、現在のボーイフレンドが
顔をそろえて出迎える風景に驚いた経験がある。
法律の施行は2年後というが、
果たしてどれだけの効果が出るかは疑問符がつく。