そっこいの衝撃 | sueyoshitomoko.com blog

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2つの、たいして違わないものを比べて
「そんなの、どっちもどっこいそっこいでしょ」というふうな事を言ったら
夫の人が目の前で爆笑しながら
「なにそれ、急に変なこと言ってる(笑)
そっこい』って(笑)、それ方言?(爆笑)」
と言ってて、私はかなり驚きました。

私「え、たいして違わないこと、こういうでしょ」
夫「それは『どっこいどっこい』だよ」
私「どっこいどっこいなんて、言ったことないよ。」
夫「いや、そっこいってなんだよ、辞書にある?」
と言われて、広辞苑を調べたら…

「そっこい」無いΣ( ̄□ ̄)!
衝撃の事実!!!

47年生きてきて、今日初めて、その事に気づきました。
ちなみに、実家の父に確認したところ
「…どっこいそっこい、でしょ?」と
それ以外は無い、というふうな返事でしたが
広辞苑に載っていない、という事実は無視できません。
父にもその事を伝えたら「えっ、うそ!?」と驚いていました。
どうやら「そっこい」は、末吉家だけの常識だったようです。

よくよく調べたところ、関西方面、四国方面の方言で
「どっこいそっこい」がある様子。
父の両親は、あちらの人で
祖母は四国の出身だったと聞いています。
ならば、おそらくそのせいなのですが
私は東京生まれの東京育ちなのに
「どっこいどっこい」の方を使ったことがありませんでした。
そっこいの方が標準語だと、信じて使っていました。
なのに、今まで誰にも指摘されなかったのです。
そんな事って…あるのかと、なかなかの衝撃でした。

ちなみに、2つの「たいして違わない」ことに対して言うと思いますが
全く同じ2つじゃないわけで
そうすると「どっこい」と「そっこい」くらいの方が
意味的に、しっくりくると思うんですが。

まあ、広辞苑に書いてないので、
間違いは認めます。



でも、「そっこい」使っている人、
東京にも結構いると思うんだけどな…。