「シンデレラ」公演に関わったみなさん、
本当にお世話になりました。
今回は、久しぶりの夫婦共演でした。
一緒のシーンは最後の数分しかなかったですが。
名付け親の妖精・末吉と
シンデレラ父パンドルフ・和田(夫の人)。
こちらは、3幕の時の格好で。
少しだけ違います。
王子・岩崎由美恵さんと(これはゲネプロ)。
男性よりカッコイイ、素敵な王子さまでした!
かなりのハマり役!
いじわる姉ドロテ・坂野由美子さんと。
アルティエール一家、ノエミ・渡邉絵美子さん、
アルティエール夫人・菅原みずほさん、
そしてオペラ・プロデュースの松尾史子先生と一緒に。
せめて沢山写真が撮りたい!と思いましたが
忙しい人とはあまり撮れず…。
でも、無観客上演後には
変顔バージョンでも集合写真を撮りました(笑)
公演2日前の、政府の要請は
日本中のクラシック界にも、等しく衝撃を与えました。
でも、今回こういう形で
今の我々の演奏を残せるように、
無観客とはいえ、演奏をさせてくれた
東京オペラ・プロデュースに、心から感謝しています。
夜は、末吉家に娘ちゃんをお願いして
いろんな時間をやりくりしながら
遠くまで稽古に通う日々。
公演が全く行われなかったら
それらの日々は、全て無になり
ゼロどころか、全てがマイナスで終わります。
そしてなにより、その会場での、やり直しがきかない1回だけの時間、
オペラ公演って、そういうものなので
そこまで実現させてもらえたことで、
我々はこれから先に繋がるパワーをもらえました。
無観客も許されず
組んだばかりのセットを、使わずに撤収させられる、
舞台でのリハーサルまでこぎつけることも出来ず、本番を諦める、
そういう公演も、ここ数日でたくさんあったと思います。
これからが、みんなが大変な時期です。
マスネのオペラ、フランスオペラを演奏するにあたって
私はまだ未熟な事も多いですが
この本番は、そういう意味でも
今後のために得るものが多い経験になりました。
達者な共演者の皆さんの演奏を
近くで稽古からずっと拝見できて
貴重な時間を過ごさせていただきました。
楽譜に書いてあることの、その先を目指して
これからも経験を重ねていけたらと思います。
そして、いつの日かこの公演を
お客様の前でもう一度、できる機会があったらと
心から願っています。
そして、チケットをご購入いただいた皆さま、
ご予定をあけていただいたのに、
今回は公演をすることが出来ず、申し訳ございませんでした。
そして、DVDなどの振替をお申し出いただいた皆さま
暖かいお言葉を、ありがとうございます。
こんなに励まされることはありません。
返金手続き、映像振替に関する手続きは
現在東京オペラ・プロデュースのほうで
手順を検討しているところです。
決まりましたらすぐにお知らせをお送りしますので
今しばらくお待ちくださいませ。
DVD・BluRayには、字幕も入ります。
シンデレラ(サンドリヨン)の、日本語字幕付きの映像は
現在、購入出来るものは無いようなので
なかなか資料価値もあるのではないかと思います。
また、詳細が分かりましたら
ご案内をさせていただきます。
この公演に関わった皆さま
本当にありがとうございました!
またお会い出来ますように!





