娘ちゃんの事は、ひとりの人間として
とても好きで愛していますが
それと、子供が苦手なのは、別問題です。
子供と過ごす時間は、少しでも自分にとって
苦手で苦しいことにならないように
日々、工夫と努力をして過ごすのみ、
その毎日の積み重ねです。
子供を持つ願いは
全ての人に平等に叶うものではありません。
でも、その贅沢な幸運の中にも
葛藤や我慢があることは
誰でも想像できることでしょう。
その中で、自分が快適に思うこと、
好きな勉強をしたり
舞台の用意をしたり
その時間と、折れない心を積み重ねられるように
とにかく工夫を続ける毎日です。
これをどんなに頑張ってみても
社会的地位が上がるわけでも、
仕事が増えるわけでもなく、
もちろん給料が出るわけでもない、
そんな作業の積み重ねです。
その日々の中で、嬉しいことは
例えば今日の、こんなこと。
まだ幼稚園生の娘ちゃんが
今日の皿洗いは私がやる、と
自分からお手伝いを申し出て来ました。
我が家では、今日初めてやったので
やり方を教えたりしながらで
自分でやるより時間がかかるわけですが…
生まれたばかりの時は、寝返りもうてずに
ミルク飲んで寝てるだけだった赤ちゃんが
ついに皿を洗うようにまでなってきました。
立派な心がけの彼女を、尊敬します。
そんな人間の成長を手助けできるって
こんな私の人生でも、
少しは価値のあるものなのかなと、
そんなふうに、思うことができます。