私は、娘ちゃんがどのように鑑賞しているのかを見ていません。
すんごい赤ちゃんの時に、ベビーカーで連れていったことがありますが
その時はあまり「鑑賞してる」わけではなく、
どちらかと言うと「そこにいた」というだけでした。
本日、夫の人の舞台を、初めて娘ちゃんと一緒に鑑賞。
席の周りには他に知り合いはおらず、ふたりきり。
いつもいい子にしてくれている(印象の)娘ちゃんが
どのように鑑賞して、どのような反応をするのか
初めてなので、楽しみにしていました。
そしたら、まさかの開始2分くらいで
「もう帰りたい」のぐずりスタート、
そこからじっとしていられず
もそもそゴソゴソ、手を上げるのでそれを下げさせ
「泣きたくなっちゃう…」と抱きついてくるし
グミを食べたいとカバンをガサゴソあさり
袋の音がうるさくなるので取り上げ
ひたすらグミをあげ続ける事になりました

グミは、持たせていた分は、道中で途中まで食べていたのですが
たまたまその日はじいじからもうひと袋貰っていたので
そっちがあってめちゃセーフ

前半が終わるまでに、じいじから貰った方を食べ尽くしました。
ちなみに、ずっとぐずっていた訳ではなく
面白いところ、今回は歌手がやけに長く伸ばして歌ってくれるところが面白かったらしく
喜んで拍手喝采していましたが
基本はとにかくグミを欲しがったので
こちらは音をたてないように、気をつけてグミを取り出す作業を続けていました…
休憩時間には、他の席にいるはずの、夫の人の親戚関係の皆さんを
探しに行こうかと思っていましたが
娘ちゃんはまさかのトイレでロング
Time!
Time!でもこれは休憩時間内で済んで、助かりました

後半も、グミ再開、
しかし流石に途中で飽きたらしく
「グミはもういい」と言って
あとはもそもそ、時々バンザイ→私が押さえる、を繰り返し
もうすぐ終わるよ、となってきたら
なんか急に元気になって
わりと大人しく見てくれました。
こんなに気が散る事になるとは予想外

私が知らないだけで、ひょっとしていつもこんな感じ?
いつも一緒に行ってくれてるばあばたちに
かなり苦労をかけてるのでは、と思い至った一日でした。
公演は、面白いものでした。
もっとも私はかなり集中できなかったのですが
しかし、脚本の力がまずすごい。
かなり無茶苦茶な設定なのに
なんだかスルッとすんなり受け入れてしまうのは
脚本の力が大きかったと思います。
邦楽の皆さんと、ミュージカルのコラボレーションも
上質で、興味深いものでした。
もちろんダンスもたくさんあり、
充実したエンタメでした。
学生が主役の公演で、
課題はいろいろあるかとは思いますが
なによりとても貴重な、贅沢な経験ができる
学生達にとって、有意義な公演だと思いました。
関係者の皆さん、お疲れ様でした。
娘ちゃんは終わってから
「パパはとってもかっこよかったよ」とか言ってましたが
お前本当に見てたのかっ?!とツッコミたい気持ちでいっぱいです。
未就学児を集中させるって、大変なことなんだなぁと
改めて感じた体験でもありました。
