「絹のはしご」公演は
本日、大盛況にて終了しました。
ご来場いただいた皆さま、
ありがとうございました!
自分が中心になる公演は、初めてでしたが
大変、恵まれた環境でした。
意外と稽古回数も多くて
お付き合いいただいた皆様には、
どこか申し訳ない気持ちもずっとありましたが
同時に、この音楽をやる喜びを
共有してくれる人たちを選んだ、という気持ちがあり
実際に、そう思ってくれていたら、嬉しいと思う公演でした。
少なくとも、私は幸せでした。
そして、指揮者もいないロッシーニの演奏で
難しい部分はたくさん!あったと思いますが
不思議と、私はあまり心配をしていない、
そんな公演でした。
細かい反省は、各自あるかとは思いますが
それ以上に、みんなが楽しんで演奏をしてくれた
そんな公演になったかと思います

ロッシーニの楽譜に書いてある、音を楽しんで
今そこで、生きた人間が動き出す、
そういう舞台の時間が、私の憧れです。
その時間が終わってしまって
今は少し、さみしいです。
私が、演奏だけでなく
翻訳、字幕、小道具、大道具
スケジュール、宣伝その他の作業をする中、
協力してくれた家族にも、とても感謝です。
普段、ここまで自分でやる公演は滅多にありませんが
実際にやることによって、
理屈ではなく、実感として
オペラ公演の各部署のスタッフの皆さんの
切羽詰まった苦労を知ることになり
大変勉強になりました。
これは、自分が全体の責任を負わなくて良い公演に関わる時にも
必ず、役に立つ経験になったと思います。
次回があるかは分かりませんが…

楽しい時間を、ありがとうございました!

