4日から行われております
後半になってきましたが
私はあと2回、出演させていただきます。
それは、明日と明後日です。
100年も前に流行った舞台を再現するということで
私は、どういう事が当時行われていたのか
少しの知識しかなく
もはや親が語る世代でもなく
正直、具体的な実感がない世界だったので
興味があって、参加をしました。
日本における、オペラの歴史の始まりとして
オペラ団体に所属した際に、情報としては聞きましたが
実際に体験したわけでもないので
私にとって、知識だけの世界でした。
我々の世代は、もはや自分たちで本場に行く世代。
先駆者が伝えたものを学んだ世代、
その世代から教わりつつ、自分も本場に行った世代の人たちから
大学で最初に学んでいる、くらいの世代になります。
初めて日本に入ってくる際に
このような形で受け入れられたということ、
そしてそれはすごく心躍ることがあった
初めて見る異文化への喜びと楽しみに溢れたよき時代、
今回、参加することで
当時のワクワクするような感覚に
思いを馳せる日々になりました。
実際、初めて目にする浅草オペラの内容は
予想を斜め上に行く展開が多く
一周まわって我々には新しく、そのセンスに度肝を抜かれます。
この後、本当のオペラがどういうものか分かり
もっと本格的に上演したいという流れになるのは
もちろん当然の事だと思いますし
我々はもうそうなった世の中に生まれてきているわけですが
それは、こういうところから始まったのだなぁと
初めて少し、実感したような気がします。
100年前には、戻れないし戻りませんが
どこか、夢の始まりを見るような
自分は知らないのに、懐かしい、
そして舞台が終わると、ちょっと寂しい
そんな気持ちになります。
最後の「浅草キッド」で、
現代の日常に戻って来るような気がするのです。
（末吉は、あと今週の20、21日に出演予定です）
芸術の季節に、美味しいお食事と共に♪充実のキャストで、楽しいです！
こちらも、100年以上前の昔を再現する企画のコンサートです。
（外部サイトになります↓）